平成二十六年度 東京消防庁総合震災消防訓練
【深川消防団担当地域】
【10月18日(日)】
【東京消防庁潮見訓練所】
救命ボート操縦訓練に参加
朝の参集訓練の後、潮見訓練所の護岸に於いて、救命ボート操縦訓練に参加させて戴きました。
私にとって平成二十二年の辰巳排水機場での訓練後、久しぶりの船舶操縦となり、緊張感を持って臨みました。
今回は、救命ボートの組立、船外機の設置は、署員の方々によって準備されており、新たに支給された各々の救命胴衣を着用しての乗船です。 途中手漕ぎに依る訓練も行いました。みんなで漕ぐペースを合わせる事、かけ声の掛け方等、実際に訓練する事で身を以て感じる事が出来る訓練だったと思います。わずかな距離にも係らず、活動服の下は汗でびっしょりです。
その後、署員の方々と少し長い距離の訓練にも乗船いたしました。潮見付近の運河を進んでいくと、屋形船や大型の運搬船とすれ違う事も多く、船舶操縦の基本的なルールや引き波に対する対応等、改めて復習できる機会となりました。湾岸地域では、東京とは思えない程の大小多くの種類の魚を見る事ができました。
水辺から見る副都心の街並を見ながら、河川や海岸に接する低い土地に暮らしている事を再認識し、水防に対する備えと震災時の緊急輸送の手段として、
このような「訓練の重要性」を感じながら訓練会場を後にしました。
(第3分団・班長 中山勝透)