新入団員教養に参加して
新人団員教養に参加して
【期日/3月】
【場所/深川消防署】
参加団員 第九分団 岩淵初美団員
3月、深川消防署に於いて、消防団新入団教養が行われました。
「守られている。」そう強く感じる一日となりました。深川地元で、あたりまえのように過ごしてきた、安心で安全な毎日を支えてくれる人達がいる。そういった事を知る事、体験する事で、あらためて消防団活動を認識し、感じる事が出来ました。
最初の座学では、深川消防署町田係長を中心に、消防団員ハンドブックを利用し、消防団の組織としての役割や活動、服装や処遇についてなど事細かに、説明をして頂きました。その後、小安副団長さん(当時)よりご挨拶頂き、消防団になった馴れ初めや、現在に至るまでの思いなどをお話いただき、よりリアルに消防団員としての心がまえを学ばせて頂きました。それから休憩を挟み、実際の現場での疑似体験をしました。
体操から始まり、整列、号令、防災衣を着ての消火活動、放水、紐の結び方に至るまで丁寧に分かりやすく一から教えて頂きました。
新入団教養で一日を通して学ぶ事で感じた事は何の為に何をするのかという事です。
ご縁があって、昨年十月より消防団員として人団致しました。主婦であるがゆえに、子供の育児、家事、仕事との生活の中で、自分に出来る事があるのだろうかとの問いを感じたのは、3・11の震災でした。
生まれて初めて体感した、自然災害の脅威は、当たり前のようにある生活の根幹を揺るがしました。
それから、震災、災害について自分なりに情報を吸収し模索する中で、最後の砦となるのは、地域のコミュニティーだと思いました。人間関体、ご近所付き合いが、希薄する中で、横のつながりというものの大切さが一番の強さであると思いました。地域と消防団と消防署の三位一体となった繋がりが、手本となり、こういった、いざという時に、「命を守る力」となるんだと思います。地城の住民として。消防団の一員として。また。子供の親として。今まで築きあげてきてくださった、消防署、消防団の先輩方に学び、弱輩者ではありますが、一歩ずつ、学び、感じ、伝えて参ります。愚かなるが故に時に迷走し、ご迷惑をおかけしていますが、消防団員の皆々様には厳しく叱咤激励の程を宜しくお願いします。
そして、最後にこういった新入団員教養研修に参加させて頂きました事、また、送り出してくれました、九分団の皆様、深川消防団の皆様、深川消防署職員の皆様に深く感謝しています。
有難うございました。