今井深川消防団長年頭のご挨拶

新年明けまして
   おめでとうございます
 昨年も、団員の皆様には地城の防災リーダーとして、各町会・自治会においての防災訓練や各種警戒等の消防団活動ご苦労様でした。
 年が変わっても、昨年の三月十一日の東日本大震災(3・11)で、津波を予測した防潮水門の閉鎖や高台への避難誘導等、消防団員としての防災意識による命を張った活動ぶりが、連日の様に報道されて以来、全国的に、防災の要となる消防団員の存在感が増しています。
 また、その報道により住民の防災意識も高まり、我々消防団が担当する深川地域でも、防災訓練に参加する人が増えている事を団員は実感されている事と思います。
 深川消防団でも、四分団の正本団員の応急救護活動に依る「東京消防庁防災部長賞」の受賞や、二分団の今井団員が、路上の傷病者に適切な応急救護処置を行った活動に依る「深川消防署長賞」を受賞と消防団員の活動が高く評価されました。
 今月一日から、消防団員募集強化月間に入り、各種交通機関内の中吊り広告、DVD・ケーブルTV等の募集活動も展開されます。       
 また、分団施設では「第九分団の分団本部施設を枝川出張所内に・第十分団の分団本部施設を豊洲出張所内に」それぞれ両出張所の新設に伴い併設が決定していますが、それでもやっと五個分団に過ぎません。
 被服・装備品等かなり充実されてきましたが、震災に備え消防署隊との連携訓練なども「分団施設有りき」が基本で、すぐには解決出来る事では有りませんが、災害に備えた訓練の為にも早急に全分団が持つ事が大事です。
 新年を迎え、この様な事からも、団員は階級にこだわらずに、多面的に意見交換の場を提唱してみたいと感じる次第でございます。
 本年も消防団活動に格別なるご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
 最後になりましたが団員、関係団体や地域の皆様のご健勝とご発展を祈念いたしまして新年のご挨拶とさせて頂きます。